サハ103−278
   明 石→日根野→浦 和→習志野 (2000.02.29廃車)

1998.05.14  市 川  P:戸部 幸夫     


【解説】
 国鉄末期の1986(昭和61)年に東西車輛需給調整で関西地区から上京してきた。
 クーラーのランボードが201系に見られる肩部が斜めになっているタイプである。これはドレンを直接雨樋に流すことで屋根の腐食防止を計ったもので、国鉄末期に吹田・鷹取工場で冷改を受けた車輛の特徴である(同車の冷改は1984.03.19吹田工施工)。東日本ではこの1輌のみに見られる形態であった。写真は末期の姿で外ホロが追設されている
 最終配置区は習志野区だが、廃車直前の2000(平成12)年2月10日から2月28日までは三鷹区に貸し出されていた。

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